今回は実際の様子と共に、ブーツの色落ちを修正したというお話です。
この時期はブーツを履く方も多いと思います。
ただ、ダメージや色落ちなどの悩みもつきものです。
そこで、落ちてしまった色を染め直して復活させるのが今回の目的です。
染めQとは
そこで使ったのはこちら。「染めQ」です。
染めQテクノロジィ 染めQ エアゾール ブラック 264ml |
以前から気になっていたのですが、ホームセンターでも2000円以上の価格で、敬遠していました。
しかし、ネットで見てみると思いのほか安く、まとめ買いがお得だったので購入。
染めQはかなり多くの素材にしっかり色がつくスプレーです。
そして今回購入したのは右側の264mlの方です。
では実際の様子をお話していきましょう。
ブーツを染める
こちらが今回染めるブーツです。
古着で購入したUK製ドクターマーチンですが、冬の雪の日や雨の日、悪い路面状況でいつも活躍してくれました。
トゥの部分やサイドの部分が色落ちしてベージュっぽくなっています。
使ったカラーはこちら
コーヒーブラウンというカラーで、実際はこの見本より濃かった印象です。
結果的には、ブーツの元の色とぴったりでした。
クリーナー
まずは別売りのクリーナーで表面を拭く手順からです。
染めQテクノロジィ 染めQ クリーナー 100ml |
布にクリーナー液を含ませて、表面をかるく拭きます。
その後、布の乾いた部分で再度ふき取ります。
汚れや不要な油分を取り除いて、色をキレイに乗せるための作業だそうです。
マスキング
染めたくない部分にテープなどでマスキングをします。
金具も染まるので、ハトメを塗りたくなければ上手くマスキングしましょう。
中には新聞紙などを詰めて完了です。
作業開始
準備ができたので早速染めていきます。
まずは軽く全体に吹き付けていきます。
注意点としては、染料がしっかり出るように事前によく本体を振っておくこと。
また、第一噴射目は靴ではなく、敷いているダンボールなどに吹き付けるのが安全です。
最初は液が多く出ることがあるからです。
そして全体に吹き付け終えた状態がこちらです(右足/画面 下)。
だいぶダメージは見えにくくなっていると思います。
このペースで、2~3度上塗りをしていきます。
両足共に繰り返します。
また、ここで注意すべきは臭いです。
かなり強い臭いがするので、必ず屋外や換気できる場所で行ってください。
完成
作業終了後のブーツはこちらです。
目に見えてわかるレベルでしっかり色がつきました。
こすっても剥がれませんので、色は割とすぐに定着しているようです。
終わってみて感じたこととして、
噴射のとき液垂れしないようになるまでは、多少の慣れが必要でした。
スプレー全般に言えることですが、真上や真下に噴射したりせず、角度をつけるのが大切です。
使用量としては、両足で全体の2/3くらいの使用でした。
内容量70MLも販売していますが、これだと全然足りなかったと思います。
他にも、残ったスプレーで水色のスエードのバッグを染めてみました。
こちらは上手くブラウンにはならず、絶妙なダークグリーン系の色になりました。
おそらく素材と元のカラーのせいではないかと思いますが、全く違う色にするときは、選ぶカラーを注意した方がよいと思います。
スエードに関しては、一応色はついたので使えるとは思いますが……
まとめ
以上が今回「染めQ」でブーツを染めた流れです。
使い勝手としては、割と手軽にできるメンテナンスだったという印象です。
色落ちしてしまったブーツなど、まだ履けるけど見た目に問題があるモノに特にオススメです。
必要な物をまとめると次の通りです。
- 染めたい色の染めQ
- 専用クリーナー
- テープ(マスキング用)
- 布(クリーナー用)
- 軍手
- マスク(臭い対策)
- ダンボール(飛び散り対策)
後半は必要に応じて準備しましょう。
今度はリメイクに染めQを使ってみたいと思っています。
そちらの記事もご期待ください。
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